ちょっと早起きして、宿の露天風呂へ。海を望む風呂から見えた、ウニ漁の船の数々。夕飯でいただいたウニも美味しかったなーと思い出しながら、朝食をいただいたあとに、宿近くの碁石海岸を散策することに。その途中で出会った、漁師さんご家族。
これから漁協に出荷するという新鮮なウニをご賞味させて頂きました!!!ウニ漁の解禁は2ヶ月だけ。そのうち、漁にでられるのは、たった12日という決まりがあるのだそう。この日は運良く、その12日のうちの1日。1回の漁でどれだけの、ウニを採れるのかが「腕」の見せ所だそう。
臭みがなく新鮮なウニ!!!絶品でした!
朝からウニを満喫したあとは、地方卸売市場「大船渡青果」を見学させていただき、奥州市へ。 奥州市では野菜のカット工場を見学させて頂きました。大手製パン社向けの、サンドイッチ用具材や、スーパーの惣菜向けにパッケージされた商品等々。顧客別に、カット方法もかえての対応は、機械任せにはできず、皮が硬いかぼちゃ等も手作業で行われていました。ランチで頂いた「南蛮もち」は南州市のごく一部の地域に伝わる郷土料理。焼かずにいれたお餅と、ダイスカットの野菜。一般的なお醤油味かと思ったら、ピリ辛!!昔はお正月に食べられる料理だったそうですが、今は日常でも食べるのだそう。これまた、美味しかったっ!!
おまけ:
野菜カット工場社長御夫妻と一緒に、いただいた前夜の夕食。カジキマグロのかぶと煮は、私の顔以上に大きくて(笑)、「これをご飯にかけて食べると何杯でも食べられるよ」とオススメ通り頂いてみると、ホント!!別腹のごとくいただけました。
野菜や果物もそうですが、魚介類も「旬」を感じられ、地方に埋もれているお宝がたくさん!!一期一会の出会いもあり、有意義な時間を過ごせた東北旅でした。