1月に訪れた金沢の21世紀美術館。その日は市民無料day。「未来の巨匠を」と市内の小学生、中学生の、書・絵・などアートの作品展が開催中でした。
どの作品もすばらしいものでしたが、目を引いたのは小学生が作ったこのお弁当。毛糸や綿、フェルトなどを使って工夫したお弁当が並べられ、加えて工夫したところの説明が書かれているのです。
色とりどりのお弁当
メニュー:うめぼし・たくあん・ハンバーグ・白ご飯・キャベツ・たまごまき・トマト・からあげ・スパゲテティ
色:黄色・赤・ピンク・白・茶色・やまぶき色・緑・こげ茶・オレンジ
工夫したところ:たくあんは汁があるから、ごはんにしみ込むように絵の具でごはんに色をつけました。(略)トマトはつるつるしてひかっているイメージがあるから・・・・。
これを作った理由は:野菜・お肉をバランスよく色とりどりにしたかったからです。
なんともすばらしい洞察力。ちょっとお肉が多いけれど、色とりどりにするとバランスがよくなるという視点。心温まる作品でした。