パリへの赴任が決まった友の企画で、座禅と写経をするために北鎌倉へ。一年を通して混雑している北鎌倉も、開門前の早朝は流石に人が少なく、
清々しく凛とした空気に包まれました。
何度も来ている円覚寺ですが、座禅をするのは初めて。
「座り方」から始まった座禅の心得。全ての所作を「意識する」。考えるのではなく感じる。自己をみつめる。修行のイメージが強かった座禅でしたが、全く違っていました。足が痺れて、、、なんてこと無く、あっというまに時間が過ぎていきました。
その後は、小学生以来では?の墨をすった写経。なんだか、懐かしい墨の匂い。こういう形でお寺に行くのも良いですね。駐在するのは、私では無いけれど、日本を意識した時間でした。
何か大きな出来事で「気付き」を覚える人もいれば、ごくごく自然に気付く人もいる。経験値の多さには左右されず、気付かない人もいる。そして気付いても、それを自分に落とし込めない場合も多々。座禅はまた組みにいきたい。
写経を終え、時計をみるとまだ10時(笑)北鎌倉在住の友宅に皆で押しかけ、煩悩タイムになったわけですが、朝早く行動すると、こんなにも1日を長く使えるのだと実感した、充実の休日。
円覚寺境内のミツマタ。満開でした。
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