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彩菜日和

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食生活ジャーナリストの会 シンポジウム

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今期幹事を務めたJFJ(食生活ジャーナリストの会)の第25回公開シンポジウム。テーマは「メディア・バイアスをどう考えるか」
写真は第二部のパネルディスカッション。
パネリストは、
第一部基調講演者の京都大学名誉教授の木下冨雄氏に加え、
堀口逸子氏(食品安全委員会委員)
楊井人文氏(日本報道検証機構代表・弁護士)
大村美香氏(朝日新聞編集委員・JFJ会員)
小島正美氏(毎日新聞記者・JFJ代表幹事)

と、豪華顔ぶれ。(パネリストのみならず、参加者の方々も実はとっても豪華でした)参加者との意見交換の時間もたっぷりで、中身の濃いシンポジウムでした。

専門家の伝えたいこと。一般市民の知りたいこと。そして、情報を知るツールとしてのメディアの存在。答えがないテーマだけに、活発な意見が交わされました。





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基調講演者の社会心理学研究の大家・京都大学名誉教授の木下先生

歪みやすい情報の背後にあるメカニズムを体系的にご説明いただけました。木下先生のお弟子さん達が講演をされる事は多いようですが、木下先生の講演を伺えるという、非常に、非常に貴重な時間!!

『一般市民は、自分の考えを補強する情報を選択的に受容する傾向にある』『正しい情報を沢山与えれば正しく理解されるとは限らない』

特に「食」は、体にイイもの、ワルイもの。と二極化で考えられがちですが、そのもののもつ、リスクもベネフィットも、マクロ的な視点で情報を受け取るのも(発信するのも)簡単なようでムズカシイ。
by megkitchen | 2016-02-29 16:09 | 食のイベント
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