新宿ハイアットリージェンシーで開催された「おいしさブランド〝銚子つりきんめ〟お披露目会」
中嶋シェフ(新宿割烹 中嶋)、舘野シェフ(みちば和食 たて野)、山口シェフ(加賀料理 杉の家 やまぐち)の超人シェフ倶楽部メンバーの工夫をこらした料理が、集まったプレス・メディアにふるまわれました。
「銚子つりきんめ」は、選ばれた約40隻の漁師・船団が一尾ずつ丁寧に釣り上げる千葉ブランドです。漁獲時間も3時間と決められているのは、資源管理漁業を目指しているから。「野菜と違い種をまけば育つわけではない」と、水揚げ量の制限をされています。
きんめ収獲の日本最北は銚子沖とのこと。きんめと言われ想い出すのは伊豆ですが、銚子のきんめは、寒流と暖流が交わる海域となり、身がしまり脂ののったきんめが周年獲れるそうです。漁師のお母さんに伺ったところ、漁師のお父さんたちは25時に家を出る毎日だそうです。
オリーブ油を加えて炊き、クレソンをちらしています。
「そのまま煮込むと脂が逃げる」と、一度揚げた後にさっと煮した、当座煮。
一番美味しかった、御椀。出汁もきんめでとり、火の通り加減も絶妙でした。あれだけの人数にふるまうのに、最高の状態で出せるのは料理人の腕とホテルスタッフのご対応の素晴らしさですね。
中嶋シェフは流石の慣れた口調で、お話も上手!超人シェフ倶楽部の活動は児童への学校給食対応など。地元の子供に、地元の味を・・と、給食への提供も提案されていました。料理人として「どこのきんめ?」と聞かれるような料理を心がけたい。漁師と方々の努力もわかり、料理人としてそれを伝えていきたい。等シェフらのご意見。
千葉産に拘った1品もありました。刺身として食べるなら・・とシェフのアイデアやご意見、またお土産として頂いた、きんめも本来は1匹そのままだったそうですが、中嶋シェフの「それを家にもってかえっても・・・」と、開きにしてくださり(それは大変なご苦労だったと)、家では焼くだけで食べることができました。(抜群の美味しさ)
7/15には、楽しく美味しくお得な
銚子きんめだい祭りが開催されるそうです。