右の長茄子が肥後むらさき。左下が武尊(ほたか)なすです。ちなみに左上は千両ナス(横浜)
熊本からのおすそわけで頂いた肥後むらさき。アクが無く、みずみずしく、やわらかい食感で生で
食べられる品種。収穫直後は皮も柔らかいので皮も気にならずに食べられるようです。カルパッチョ
にしてもよさそうですね。『辛子漬けが美味しかった~』と伺ったので、酢、ハチミツ、粒マスタード
に大葉も加えてマリネ風で頂きました。写真・・・撮り忘れましたが、アクが無いので彩り綺麗!
千両ナスだと、切ったその瞬間から断面が変色していきますが、それが無いので、
デザートにしても良いかもしれないですね。
昨年参加した
全国茄子自慢大会。違う品種の食べ比べだけでなく、それぞれの品種に合った料理を出して
くださるのが、魅力的でした。前菜からデザートまで。茄子も色々な顔をもっています。
武尊なすは、現在は生産者の方は1人だけ?という貴重な茄子です。群馬土産で頂きました。
漬物に合う・・と教えていただいたので、お薦め通り漬物で・・・。こちらは食感たっぷり。
アクも少々。浅漬けでしたが、ばっちり合いました。こうして、品種によって料理の方法が
変わってくるのは楽しい発見です。地元の方、生産者の方、販売している方に、お薦めを
伺って、余裕があれば次は別の料理に挑戦してみても・・・実験風の料理も楽しいです。
主張しすぎない肥後むらさきには、存在感たっぷりの焼酎。漬物の武尊なすには日本酒と
それぞれの地域で良く飲まれるお酒にあっていたり、1品だけ食べるということも無いので、
他の料理との組み合わせなど・・・食事は複合的に楽しめるのがよい部分ですね。
珍しい茄子・・・有難うございました☆
おまけ・・・かぐらなんばん(群馬)
切り汁が皮膚につくと痛い・・と言われて、ビニル手袋をはめて調理(笑)隠し味で味噌を
加えた佃煮風に。辛くてご飯に合う1品になりました。