震災の影響で延期になった「食品安全情報を読み解く方法」情報交流会。
巷に散乱する、食の情報・・・・・一体何が本当なの?と思っている人も多いはず。
△△がダイエットに効く・・という情報がずっと続くのは結局、絶対に効く食品が
ないからですよね・・。あったとしたら、、、痩せたい方は皆痩せているはずで・・(笑)
驚きは、ひじきは日本と韓国でしかPOSITIVEでは無いという事。理由は発がん性の
高い無機ヒ素の含有量が多い為。日本でも未だ調査中だとか。ヒ素は水に流れやすい為
乾燥ひじきを手抜きをすることなく、きちんと水に戻し、その水は使わずに何度か
水洗いをしてひじきを使う、本来の調理方法が大事だとわかりました。放射性物質と
一緒ですね。
トマトに含まれるベータカロテンやサリチル酸メチルの含有量の調査結果などを
棒グラフで見せて頂くと、「トマト」でも、産地、作った時期、ハウスか露地栽培か
など色々な要因で、数字に「違い」がでるのも一目瞭然。
イタイイタイ病で有名になった「カドミウム」を例にとっても土壌にによって濃度が違う為、
同じ土地のものだけを食べない方が良い・・・・など・・。
結論としては、
リスクは広い視野で
食品のリスクは低くはない
(健康被害のリスク比較であれば、健康食品とうたうサプリメントがリスク高)
特定の食品(種類・産地・栽培方法など)に偏らず
多様な食品からなる、バランスの良い食生活とまとめられていました。
科学的根拠に基づく食の安全情報はなかなか一般的に聞ける機会がありませんが、
間違った情報で混乱しない為にも、このような会は、一般の方でも参加できるように
なるといいですね。