ブログトップ

彩菜日和

megkitchen.exblog.jp

感謝

計画停電による不便さもありますが、本当に必要なものやエネルギーの事気付くことが沢山ありますね。停電中以外でも心がければ可能な節電。キャンドルのあたたかな灯りは心をいやしてくれます。

と、この平成の混乱の中、私の人生に大きな大きな影響を与えてくれ、この方の秘書として働けたこと、出会いに心から感謝をするボスのご逝去の連絡が数日前に入りました。享年90歳。

先週、MTGに出かけた渋谷で偶然にもボスの運転手をしてくださっていた方をお見かけしました。その数日後にご逝去の連絡。最期に『たまには思い出せ』と私にサインを送られたようです。人には見せられませんでしたが、実は凄く寂しがり屋。ご安心ください、ちゃんと思い出しておりましたので。



何かが起きなくても日頃から日本赤十字や国境なき医師団に寄付をされていた事も、今回の義援金で思い出しました。ものすごく偏屈で、ワガママな方でしたが、決して自己中心的ではなく、ボランティアを外にアピールすることも無かった。だから誤解をしていた周りの人も多いかもしれません。

英国の古き良きが大好きで、古くなったジャケットは肘にパッチをあててお洒落に着こなす。「オヤジの持っていたエル〇スの鞄は使えば使うほど革になめしがでてきていたのに、最近のエル〇スにはそれが無い」と、品質の低下に嘆いていらした。そう、決してブランドに惑わされることはなく良いものを長く使う価値観。70歳から仏語を習い始め、何かを始めるのに年齢は関係ないというその姿。そんなご本人のライフスタイルだけでなく、倒産しかかった東芝を再建したお父上の当時の家庭でのエピソードや、プライベートでの白洲次朗氏の魅力などなどなど沢山の貴重な話、思い出せば出すほど感謝の気持ちでいっぱいなのと、考えてみたら今後の生活に役に立つ事ばかり・・・。

白洲氏と同様に「葬式無用」そして「墓参りは、生きている人の自己満足。」と耳にタコぐらい言われていたので、故人の遺志を尊重。

おそらく地震も夢心地、戦後の復興には尽力をつくされましたが、平成の復興は、財界総理と呼ばれた父上の石坂泰三氏や親交深かった白洲次朗氏と、スコッチ片手にあの世から見ていることでしょう。と、前任の秘書も同意見。

ご冥福を心からお祈りいたします。
[PR]
by megkitchen | 2011-03-18 14:27 | 徒然 | Comments(0)
<< シンプルライフ エコクッキング >>