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彩菜日和

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「輸入野菜の現状と展望」

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輸入野菜の現状と展望をテーマとしたよこはま青果塾の勉強会に参加いたしました。輸入野菜の話は中国野菜を中心に。輸入野菜が良い・悪いという次元の話ではなく、現状はどうなのか知りましょう・・という勉強会です。

講師は輸入野菜を多く取り扱う京英ランド株式会社の渡辺氏。全輸入野菜にしめる中国野菜の比率は、にんにく、葱、椎茸はほぼ100%中国産(2009年度)。産地は、山東省、福建省、雲南省。日本の農業との大きな違いは、日本は個人が営む農家に対し、中国は企業が経営。価格も変動相場でなく、長期固定が可能のため、日本でも外食産業は輸入品を取り扱う率が多い理由だと思います。輸入品の多くも業務用。



保管・輸送手段としてコールドチェーンを確率しているため、想像とは反して、品質が保たれいることがわかりました。国産野菜との食べ比べでも、ブラインドでどちらが美味しかったか・・と挙手をいたしましたが、回答を言われるごとに「え~~」という声も・・。味覚は趣向なのでありますけれど・・・。

参加者は市場関係者が多く、八百屋さんもいます。
「なぜおかないか?」
「売れないから」
という話を伺うと、価格の訴求に打ち勝つ程、輸入野菜の安全安心に対するイメージはかなり強く根付いているようにも感じます。しかしながら、今後「おかざるをえない」状況になったときに、対面販売の八百屋さんは、安全安心を口頭での説明が可能です。スーパーの青果売り場担当者の研修にかかわってきた身としましては、デメリットと思われた、店頭でのコミュニケーション不足も、こういう場面では、メリットにもなるのかな・・と思ったり・・。輸入野菜は反対!ということではなく、日本の農家を守ろう!という視点です。あくまで、買う側の判断になるので。

中国産のニンニクと椎茸が日本で暴落。中国では栽培をやめたところが多かったそうです。システマティックに、ビジネスとして行っている農業。現状は、低い労働賃金での農業従事者が多いようですが、経済の部分では、アジアの代表は日本ではなく既に中国。今後は、どうなるかは分からないというもの。その時に、現状の価格で販売できるかどうかも分からなくなります。輸入品に頼るのではなく、日本の農業を守っていくことは大切。

農作物以外でも、工場で大量生産されるものと、丁寧に手作りで作られたものは、同じ天瓶には乗せられません。品質云々よりも、それが出来るまでのストーリーもわかってもらうことも大事ではないかと思いました。

自分の舌で確かめ、輸入野菜の現状も伺い・・・・今まで思っていたこととは違っていた・・という感想を述べる方が多くいました。会の最後で、当日使った野菜を自由に持ち帰れるという場面で、多くの方が国産野菜を手にしていた光景を見ると、頭で理解する信用と、心で受け入れることはまた別かな?と、感じました。
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by megkitchen | 2011-02-09 10:35 | 野菜,フルーツ | Comments(4)
Commented by よこはま青果塾委員長 at 2011-02-09 12:04 x
そうなのです。いつもお持ち帰りの野菜は残りません。しかし 今回 輸入野菜はたっぷり残りました。やはり先入観ですかね?
Commented by megkitchen at 2011-02-09 13:35
よこはま青果塾委員長様

勉強会へのお声掛け有難うございました。

先入観・・・・難しいですよね。
外食すれば、口に入れている確率は
高いというものでありますが・・・。

ということは、外食産業で産地明記を義務付け
とすると、色々かわってくる????
Commented by pain-mimi at 2011-02-10 13:21
わ~この勉強会、聞きたかったです。。 なるべく国産を(正しい根拠はナシです)と思ってますが手に入らない食材は輸入品を買ってます。
毎日じゃないからいいかな、と自分に言い聞かせたりして。 でも輸入品=悪い。ではないんでしょうね、けど大抵の方はそう思ってると。

最後に輸入野菜が残るって、、^^; 不安心理が根強く浸透されちゃってるんですかねー? さて私ならどっちを取るかしら
Commented by megkitchen at 2011-02-10 17:42
mimi-さま

安全安心ということ。
それが解決できたとしても、
日本の農業を守るということ。
は大事かなぁと思います。

オリンピックや他のスポーツ大会で
相手国選手の能力を認めたとしても
応援するのはやっぱり、自国ニッポン!

そんな感じかしら???笑
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