農研機構果樹研究所主催のフルーツセミナー。第一回目は「カンキツ」。
カンキツの品種動向と育種の現状の説明を果樹研究所、カンキツ研究チームの吉岡様より。カンキツ新品種に求められることは、
利用者・消費者:長期に渡りさまざまな種類の美味しく食べやすい果実を安く食べたい。
生産者:労力分散ができ、手間がかからず毎年よくなり、正品率高い貯蔵性のある品種が欲しい。
というもの。消費者の一方的な意見だけではない視点が聞けるのが、こういうセミナーの良い部分。
試食会では、
メイポメロ、イエローポメロ、河内晩柑、ナツミカンを試食できました。
静岡県の望月農園の望月さんからの「メイポメロ」の説明。
ハッサク×平戸ブンタン=メイポメロ
カンキツ系は、剥皮性の良さも重要視されますが、簡単に剥皮できました。果肉はしまって肉厚です。土佐文旦に似た香りがあります。まだまだ生産者が少ないこともあり、貴重な晩生文旦です。
はるみ、せとか、清見、たまみ・・等々・・・・最後のQ&Aでも、種類がありすぎて追いつけません・・・・というような意見もありましたが、お気に入りの柑橘。是非見つけてください。
果物は一日200g摂取でバランス良い食生活になります。