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彩菜日和

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4年待ちのパン 天使のパン@鎌倉

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漸く実現しました、石井さんとのサイクリング。腰越で「生シラス」ランチを食べに行くのが目的でしたが、他はどこに行く?となり、「天使のパン」をつくる天使の館に行こうと決まる。

4年待ちのこのパンを作っているのは、元競輪選手。たまたま新聞でこの本のことを読んで、事故に遭い第二の人生を歩き始めた方・・という事でしたので、
「お知り合いですか?」と伺ったら、
「よーく知っている後輩。そうそういつか紹介しようと思ってたんだ〰」と、その場でtel
「これから自転車で向かうから~」と
突然おじゃまさせて頂きました。



石井さんにとっては、足ならし程度の鎌倉のアップダウンの道。私にとっては「トレーニング」(笑)。ダンシングで軽やかに登る姿、ちょっと真似しましたが、ムリでした。後ろを振り返って、『あら、まだそこに?』の距離にいる私を頂上で待つことなく、降りて来てくれしかも、私の背中を押しながら走ってくれました(楽)。

しかも、「こうやって、背中を触っているだけでも(走りが)違うよね」と優しいお言葉。触っているだけどころか、完全に押してくれています・・・。平坦な道でも、安全に走れるようにケアをしてくださり、後ろを気にすることなく、誰かの背中を見ながら走れば良い・・というサイクリングはなんて楽しく、安心なのでしょう。既に自転車に乗っている方も、これから始めようという方も、こういう方と一緒に走ると車道も安心して走れ、益々自転車が楽しいものにかわっていきますよ、きっと。

携帯の電波が入りにくいから・・・というのもその場所を住処にした理由の一つ・・だという天使の館は、想像以上にそれはそれは素敵な空間でした。2階がリビング&キッチンで、アイランドキッチンもとっても素敵です。オフホワイトで統一された内装に、リビングには暖かくそして「温か」な空気を運んでくれる薪ストーブが。その上ではルクルーゼの鍋がお湯をわかしてくれていて、薪をどかすとピザも焼けるそうです。クリスマス前には「サンタクロースがちゃんと来れるように」と、奥様と弟さんとでエントツの掃除もされたそうです。(☆☆☆)

脳機能障害を抱えていて言葉数の少ないご主人が、美味しいチャイを入れてくれました。器は和食器。家の中にある全てのものが、選び抜かれたものなのだと伝わってきて、ゴミ箱ですらお洒落。かといってショールームにお邪魔しているというきっちりとしたインテリアではなく、居心地が良く、ゆっくりとした時間がながれるお家。白いペンキで塗られたデッキから眺める、鎌倉の山にも癒されます。

お願いして1階のパン工房も見せて頂きました。左脚の膝から下が動かないご主人用に、奥様が図面を引いてしかも手作りで作った作業台。作業台と呼ぶにふさわしくない、大理石でできた素敵なアイランド。接着剤も、身体に優しいものを使ったそうです。ここで作るパンが美味しくないわけがない。

石井さんの「デジタルなものが何もない感じがするんだよ」というお言葉通りのお住まい。壁に描かれた天使、置物や壁掛けなどにも天使は沢山いたのですが、おそらく本物の天使も住んでいるんだと思いました。

もっともっとお話を聞きたかったのですが、小雨がちらついてきたので後ろ髪引かれながら退散。聡明でチャーミングな奥さまで『友達になりたい』って思いました。

=続く=
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by megkitchen | 2010-03-29 16:58 | 自転車 | Comments(0)
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