昨年スポーツで活躍、優秀な成績をおさめられた市内在住者への表彰式が行われました。二部の講演会に、
石井選手がトークショーをされるというので、行ってきました。
思いのほか早めに到着できたので、表彰式も参加してみましたが、湘南地区ならでは??「サーフィン」や「カヌー」など・・中学生ぐらいがそのような大会で全国で優秀な成績をおさめていて、ビックリ。小学三年生が、バトミントンで全国1位など、「勉強、勉強」ばかりではないのね~と嬉しい驚きでした。
空き時間に石井選手にはお会いできて、「自転車乗っていいって、ドクターから許可がおりたから、行こうよ。70kmぐらいは走れるようになったから・・・」と。よかった、よかった。順調に回復されているようです。(が、、、70km・・私には朝飯前ではありません・・・笑)
スポーツ選手、それも全国レベルで活躍される選手たちと、そのご家族。そしてスポーツ団体の、スタッフの方々を前に、「目標をもつこと」「あきらめないこと」ご自身の経験談を中心に、MCとの掛け合いで、自然とその二つの言葉が聞いている側に伝わってくる、石井さんらしいトークショーでした。
目標を失い、『ペットボトル1つも買えない日当』、家族への負担・・・『一番つらかった』時期から脱出できたのは、良き師、良き仲間との出会い。並行感覚を失って、まっすぐに歩けない状態の時に、なぜか自転車には(しかもロードレーサー)乗れたという、奇跡のお話。北京パラリンピックを目指す、また競技の世界に戻る、という「目標」をもったときの奥様の「やりたいことがみつかってよかったね」という言葉。何度聞いても、美しい・・・と思います。
そしてレースに参戦していくと、両足義足の方、義腕の方・・そんな方々が自転車レースで戦う姿をみて、自分は手も足もある。今まで、悩んでいたことは何だったんだろう・・・と思ったというお話も聴けました。(隣席の見知らぬおばさまは涙していました)
今の目標は、「ロンドンを目指す」ことと、「(健常者の時に)勝てなかった国体出場を目指す」ことだそうです。
国体は、なんと障害者は参加が認められていないそうです。昨年は、順位としてはカウントされないが・・・とういう条件で参戦。でも結果的にはタイムが1位だったそうです。陸上競技では、義足の方のカーボンンが「有利に働く」など、理不尽な理由も言われるということでした。
「健常者、障害者という"壁"をとって、同じ競技者として、1つの土俵で戦いたい!」
こういう言葉を、"熱く"ではなく、さらっといつもの笑顔で言われるところがかっこいい。
同じ会場で聴いていた友人は”「目標」設定から始めよう!”と言っていました(オイオイ・・・・笑)
年始にたてた私の目標、焦らず、ゆっくりと・・叶えられますように・・。