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彩菜日和

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あふれるモノ 

「ファッション」という言葉を耳にすることが最近多いです。ファッション=流行の産物のようなイメージがあり、interigenceなイメージからかけ離れてしまっているようですね。fashion victimやbrand victimが減っていき、アパレルの売り上げが減少。ファッション業界では、ここに出店できれば認められた証拠。といわれた新宿の百貨店でさえも、今や自転車販売に乗り出したほど、今や自転車頼み!?

百貨店でまで自転車が売られるようになった、と喜ぶ方もいれば、「メンテナンスはどうなるの?」と単なるモノとして売られていってしまうことに危惧する声も。ファッション(=流行モノ)として自転車を購入する人も多いのだと思います。自転車に限らず、売り上げ重視で、商品を”商い品”として販売していけば、世の中はモノであふれていってしまう。売れ残ったものは様々な形で処分されてしまうのが現実です。

ファッションが文化として日本になかなか根付かないのはなぜなのでしょう??
街行く人に、目を見張るようなお洒落な人が意外に少ないフランスですが、「ファッションの国」という印象は強いと思います。多くのデザイナーや勉強したい人が集まり、コレクションが開かれるのも、ファッション=文化として確立されているからですよね。デザイナーが作る作品が、きちんとアートとして一つの作品としてrespectされている。消耗品ではなく、美しい作品なのです。それもただ美しいだけでなく機能性も備えた作品。



TPOに合わせてやっぱりお洒落は楽しみたいというもの。先日、アラフォーならぬアラフィフのアマチュアウクレレバンドの演奏会にお邪魔しました。演奏者もそして観客も、みなお洒落♪何が自分に似合うのかを知っていて身に着けているので、洋服が自分のものになっていて、着こなし上手。カッコイイ。

アパレルと自転車をちょっと重ねてみてみました。自転車がfashion victimやbrand victimの餌食になることなく、商いの道具として扱われてしまわぬように願いたいです。
by megkitchen | 2009-07-28 14:23 | 徒然
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